効果的な会話方法について
最近読んだ本についての備忘録
言葉にできる人の話し方〜15秒で伝えきる知的会話術 齊藤孝
要約
今の世の中いくら知識があったとしてもそれを言葉にして発信できなければ、評価されない。ただ膨大な知識を徒然なるままにひけらかせば良いというものでもない。その場の会話の流れ、空気を読み取り、適切なタイミングや語彙を用いて表現する技術が不可欠である。本書ではこうした自分の思っていることを効果的に伝えることが苦手な人に向けての対処法が記載されている。また、アウトプットに欠かせない知識の蓄え方についてのメソットも記載されている。
参考になったところ
・インプットした知識はどんどん人に話すこと(アウトプット)することで自分に定着していく
・キーワード3つをセットにして記憶する
・難しい事象に対しては自分の身に置き換えてみる、小学生、中学生に説明するとしたらどうすれば良いかという視点を持つ
・情報を自分のこととして捉えると定着しやすい
・情報を伝えるときは相手とイメージを共有できるような話し方をする
・知らないことは素直に認め、それを知りたいと相手に食いつく
・アウトプット前提でインプットをする
・学んだ内容を15秒で要約して伝える訓練をする
・情報のフックを増やす
・問題解決能力・・・何を解決しなければならないのか、相手に理解してもらうためには相手の教養レベルとどんな言葉を使えば伝わるのかを把握すること
・問題解決能力・・・話し方、伝え方ex)情報量が多いときは場合わけして伝える
・相手が自分に対して肯定的か否定的かを読み取る
今から実践できることが数多く記載されています。皆さんも今後の生活をより豊かにするためにこれらを意識すると良いと思います